ピアニスト くぼなつみさん
【出演ミュージシャン インタビュー】

――ワインバー・クリマには、いつ頃から出演していますか?
数年前からちょこちょこ出させて頂いていました。そこからちょっと時間が空いて、1年ぐらい前からまた出演させて頂くようになりました。

――主にどんな曲を演奏されますか?
クリマでは、珍しくクラシックを歌われる方もいらっしゃいます。なので、クラシック、ジャズ、ポップスなど広く浅く、いろいろなものに対応させてもらっています(笑)。

――どんな想いで演奏をされていますか?
音楽的な理論とか難しいことって、手段だと思うんです。それがすべてではないですよね。音楽を聴くときに大事なのは、例えば「夏のイメージがするな」とか「風が吹いているな」という感じ方。皆さんが知っている有名な曲を弾いたときにも、「ああ、こういう感じもあるんだ」とイメージして頂けるように、それを意識して演奏しています。

――お客様から言われて嬉しかったことは?
ひとこと一言というよりは、お客さんとの心の距離感がすごく心地よい。ここは、そういうお店だなと思います。お客さんが、フラットな目線で話しかけてくださるのは、すごくありがたいですね。

――最後に、これをご覧の方に何かメッセージはありますか?
クリマは上質なワインと美味しいご飯があって、いい音楽も聴けます。五感で楽しめる。それは、すごく素敵なことです。なので、新しいお客様にも、そういうふうに楽しんでもらえたら嬉しいですね。

ピアニスト くぼなつみ
https://twitter.com/kubomi0709​
東京藝術大学音楽学部楽理科、青山学院大学総合文化政策学部文化創造マネジメント修士。

これまでピアノ/シンセサイザー奏者として、クラシック、ポップス、ジャズ、現代音楽等のジャンルを超え、シンガーのサポートから宝塚OGや著名な声優との共演まで幅広い演奏活動を展開している。ミュージカル、演劇、映像、アート作品など他の芸術分野との領域横断的な活動も多い。全国各地のライブハウスや飲食店での演奏から、サントリーホール、飛天の間、シアター1010等大舞台での演奏経験あり。
作曲・編曲では、SMAPやKinki Kidsの作詞で知られている森浩美が脚本・監修の舞台「家族草子」、劇団Hi!sun.等での舞台作品を担当。作品の世界観に寄り添う音楽を作っている。

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