メゾ・ソプラノ歌手 相羽 薫さん【ワインバー・クリマ 出演ミュージシャン】

――ワインバー・クリマへの出演のきっかけは? 0:16
きっかけは、お客様のご紹介ですね。他のお店やコンサートで歌わせてもらっている中で、ジャズファンの方やライブに通われる方から「クリマというお店がある」とご紹介いただきました。もともと私が、ワイン好きだったこともあります。「美味しいワインが呑めて雰囲気のよいワインバーがあるので、そこに出演したらお客様を呼びやすいんじゃない?」ということで、ご紹介いただきました。

――歌うときは、どのような気持ちで歌われますか? 0:56
私は主にクラシックを歌います。オペラの場合、役があります。役を演じながら歌うことが多いです。バーで歌う場合、お客さまがすごく間近にいらっしゃいます。よくも悪くも反応が見えてしまうので、お客さまがに笑っていたり怒っていたら、私も影響されてしまうことがあります。基本的には楽曲に沿った気持ちで歌っています。

――お客様からしていただいたり、言われて嬉しかったことは? 1:35
「よかったよ」とか「また来たい」と言われるのは嬉しいですね。それから、印象に残っていることが一つあります。今、コロナ渦で、お客さまは気軽にお店に来られません。その中で、昨年のクリスマスに、相羽薫宛てにクリスマスのお菓子が届いたんですね。「シュトレン」という、私の好きなお菓子です。あるお客さまが、私のライブ日程を調べて、お店に届けてくださったんです。それを、お客さまと分けて食べたのが想い出に残っています。

――最後に、この動画をご覧の方にメッセージを 2:29
ワインバー・クリマさんは、ワインがとても美味しいお店です。通常、グラスワインでは提供されないワインが、グラスで呑めます。また、今は自粛傾向ですが、毎週ミュージシャンがライブ演奏しています。私も、毎月第4水曜日に、くぼなつみさんと一緒にレギュラー出演しています。ライブの時間はコロナ渦で変更があるため、ホームページなどでご確認ください。生演奏の音楽を聴きながらワインを片手に楽しめます。ぜひぜひ、この機会にお越しください。

メゾ・ソプラノ歌手 相羽薫
https://kaoruaiba.com/
愛知県出身。名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業。 在学中「カルメン」 タイトルロールでデビュー。 2012年岐阜国際音楽祭コンクール第1位。 ベルギー・ブルージュ市立音楽院 国際声楽コース マスタークラス修了。藤原歌劇団準団員。

これまで名古屋を拠点にエウロ・リリカ、名古屋市文化振興事業団主催公演等、様々なプロダクションでの「カルメン」タイトルロールはじめ、ヴェルディ「運命の力」プレツィオジッラ、「リゴレット」マッダレーナ、チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」オリガ、モーツァルト「フィガロの結婚」マルチェリーナ、「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ、マスネ「マノン」ロゼット、「アドリアーナ・ルクヴルール」ブイヨン公妃、創作オペラ「おんな忠臣蔵」浮橋役などのオペラや音楽劇に出演。その他モーツァルト「ミサ・ブレヴィス」、「雀のミサ」、「ドミニクス・ミサ」、「荘厳ミサ」、ハイドン「聖ニコライ・ミサ」等宗教曲 のアルトソロ等、宗教曲のソリストとしても出演。

2016年より活動拠点を東京に移し、同年、小澤征爾音楽塾、セイジオザワ松本フェスティバルに参加。
2020年 藤原歌劇団公演オペラ「リゴレット」にチェプラーノ伯爵夫人役で出演。

銀座・六本木・池袋等のピアノバーでの演奏活動を定期的に行っている傍ら、現役モデルとしても活動する異色のメゾ・ソプラノ。
名古屋能楽堂にて金シャチ横丁一周年の催し「能×オペラ」を企画し、好評を得る。

他、数多くのチャリティコンサートにも出演しており、最近ではハーピスト山浦文友香さんと共に出演したホテルニューオータニクリスマスチャリティコンサートがある。

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